答えは1つではない!

ぐちゃぐちゃの引き出し

前回の『心の内乱』で出た宿題、考えました?
ではもう少し考えてみてくださいね。
その間にヒントを出していきますから。

例えば引き出しの中がぐちゃぐちゃだったとして。片付け方を教えてくださーい、と誰かに訊きました。
答えは1つでしょうか?
そりゃ、片付け方は百万とあるでしょう。
1つの提案はできますが、あくまでも提案であって、その引き出しを使う人にとってのベストではないのです。

ベストは、その提案を参考に『自分なりの試行錯誤』を繰り返し、何回かの失敗を重ねた後に、見つけることができるのです。おめでとう!
実はカウンセリングもそうです。
正解を求めてカウンセリングに臨むならば、何も収穫がないと感じるでしょう。

さっき提案と言いましたが、カウンセリングの中でその提案すらしないことの方が多いです。
提案するとこの人は、自分で考えなくなると判断した場合など。
その人にとって必要な宿題は出します。

そして提出された宿題をコツコツとこなす内に、自分の中のあるパターンに気づくのです。
片付けられないという思い込みをしている自分に気付いたり。
正解に拘っている自身に気付いたり。

一般的な正解というものに拘っていたとすると、自身の答えは永久に見つかりません。
先ず『正解は1つとは限らない』という事実、ぼんやりと掴みました?
では次に進みますね。あ、また今度! さいなら~

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